2009年 04月 22日
羊のしっぽ
この羊の「しっぽ」をみてください。産まれたときは、このように細く長いしっぽをしています。
こちらの羊の「しっぽ」は、上の写真の羊に比べて短いです。実は、子羊が産まれてから数日後しっぽに輪ゴムのようなものをしっぽにつけて、血液の循環を止めてしまうために、しっぽはいつの間にか、落ちてしまいます。
「なぜこんなことをするのでしょうか?」。羊のお尻には、ハエのようなものが卵を産みつけ、うじむしがお尻の穴のあたりに住みつくそうで、ほおって置くと病気になってしまいます。羊のしっぽは大人になると大きく長くなるために、糞は時にしっぽにくっついてしまいます。それを避けるために、子供のときにしっぽを短くするのです。今回初めてだったので、しっぽをあまり短くすることができませんでした。
イングランドの羊はしっぽがとても短く、そういう種類だと思っていましたが、ウェールズに来て「長いしっぽの羊」がいるのをみて、不思議に思っていました。
1-2頭の子羊のしっぽが落ちだしましたが、そのうち13本のしっぽが牧草地に転がることになるのかなと思っています。
あれほど暖かく日中の温度が20度を過ぎたのですが、昨日、今日は再び10度に落ち、寒くなってしまいました。
by eithbed
| 2009-04-22 20:40
| 動物
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