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草刈の時期 Making Hay

私たちは6エーカーほどの牧草地があるのですが、今は牛を飼っていないために、1年中ほおっているだけ。ところが、5月から遅ければ10月ころまで、お天気がよければ、2回から3回草を切ることになります。

今年は4月にお天気が非常に良かったために、うちを囲むファーマーの牧草地は5月の初旬に、冬の牛のえさのための草刈。うちの牧草も刈るといっていたのに、それ以降雨、雨、雨と先週の晴れ間にやっと、切れるタイミングやってきました。

うちの牧草は奥さんが趣味で牛を飼っている人が欲しいということで、去年と今年売ってあげることにしました(売るというか、だんなさんは大きなトラクターを持っているので、そのお仕事と交換)。

この時期花粉症をもっている、私にとってはかなりつらい時期。牧草が切られると、驚くほどの花粉や草のかけらが空を飛び、私は、鼻水、口の中は腫れるし、目は痒いし家のドアや窓は締めっきりです。

イギリスの農耕作業を知らないときは、夏の時期に、牧草地に転がる牧草を憧れでみていました。なんともロマンチックだなって。

去年、初めてうちの牧草地でも作るとなったときは、大喜び。
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まず、最初にこのような機械で、草を切っていきます(残念なことに、このように刈ったにもかかわらず、雨がかかり、今はほおっておかれたまま)。
草刈の時期 Making Hay_b0110999_2395267.jpg

そのあと、数日間草を乾燥させるために、ときどき草をトラクターで、ひっくりかえします。草が乾いたら、列状に集めます。そして、草を収集し、巨大な厚いビニールで包み、ロール状にします。
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出来上がった、ロール。冬の牛の大事な食べ物。

この牧草つくり、お天気を読むのがとてもむずかしいのです。今年は雨続きで、5月の初旬に切れなかった農家の人たちは、お天気の日を待ち続けていました。先週木曜日に少しお天気がよくなったため、うちの牧草は刈られ、金曜、土曜日は驚くほどよいお天気でかなり乾燥しましました。天気予報では日曜日の午前10時には雨がやってくるといっていたのですが、11時まではどうにか伸びたものの、それから、土砂降り。残念なことに、ファーマーが朝早く来なかったため、1つの牧草地はビニールロールを終えたのですが、もう一方の牧草地の草はぬれてしまい使えなくなってしまいました。濡れてしまった草は牛が食べないからです。

列状にされた草の山の内側は、腐り始め、捨てられてしまいました。

この週末うちだけではく、この近所あちらこちら、農家の大きな機械があちらこちらで、動かされていました。農家の人は、本当に大変です。お天気に左右されるからです。
Commented by Hisako at 2007-07-11 20:21 x
海外の自然豊かな土地に決まってあった牧草のロール。
雨にぬれると使い物にならないなんて知りませんでした。
風景として見るのと、実際の暮らしには、
相当ギャップがありそうですね!
日本の土地感覚から行くと相当の農家。
本格的に農業をしないといけませんね!
Commented by eithbed at 2007-07-11 21:07
そうなのです。素敵な感じがするんですよね。ところが、農家の人にとっては冬の準備の大事な仕事です。今年は寒いので、草の伸びが悪く、2回目の草刈ができないかも知れないっていっているのをちょっと聞きました。来週は、お天気がよくなってくるかも知れないといっていますが、、、夏は来るのかな?
by eithbed | 2007-07-10 23:27 | Comments(2)

妖精の国ケルト文化が今でも残る南西ウェールズ。大自然に囲まれての環境にやさしく、目覚めの意識を探索の毎日です


by Amakamu(あまかむ)
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