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エイステッドボッド

今日は娘の小学校で、エイステッドボッドがあります。「エイステッドボッドって何ですか?」って思いますよね。わたしも2年前に「今日は、エイス、、、がありますからって」、娘を送り行ったときに言われ、一体なんだろうと学校の講堂に座り、はじまるのを待っていました。

子どもたちも、講堂の床に座っているのですが、次女がいません。「どうしたんだろう?」って思っていたら、小さな子どもたちの歌、詩の暗唱が次々行われます。一人ずつ、または2-3人のグループで同じ歌が、詩が繰り返されます。

そしていくつかの項目が終わると、エイステッドボッド協会からきている代表が、1位と2位になった子どもたちの名まえを呼び上げます。すべてウェールズ語で行われるので、いったい何が起こっているのか、よくわかりません。

次女のクラスが出てきました。でも、次女はいません。「いったいどこに行ったんでしょうか?」
次女のクラスの歌、詩が全て終わりました。でも、次女はいません。

あとでわかったのですが、次女はアーズという、ウェールズのユースのためのグループに加入していないので、参加できないということでした。
エイステッドボッド_b0110999_18305260.jpg

うちの牧草地の隣にある、森?です。深い森の中は、とても暗く、小さな川がいくつか流れています。一人で行くには暗くて恐いところです。

さて、今日ですが、娘は詩の暗唱をします。強力なライバルがいるので、2位までには入れるかわかりませんが、2位に入ると、次にこの地区のエイステッドボッドに参加できます。そして次は、この県の、そして最後にはウェールズ全体の大会に参加でき、1-3位に入るとウェールズのテレビで、放映されます。

この学校はエイテッドボッドに非常に力を入れていて、コーラスや詩の暗唱などウェールズのチャンピョンになることが、しばしばあります。

エイステッドボッドとは、ウェールズ語で座るという意味で、音楽、詩、踊りなどで優れた人が、特別な椅子に座ることができる(つまり優勝)ということらしいです。これは子どもたちだけでなく、子どもから大人まで参加します。いろいろな大会が村ごと、地区ごとなどあります。ウェールズの人にとってはかけがえのないもののようです。

わたしたちには(特にここに住んでいいるイングリッシュ)、ちょっと理解ができなく、反感もある大会です。
エイステッドボッド_b0110999_1831715.jpg

左に見えるのが、うちです。
Commented by ばこ at 2008-02-22 22:06 x
なるほど・・・ためになりました。
ケルトらしい牧歌的なイベントですね。
こちらに来るまでウェールズ語がこんなに使われているとは知りませんでした。子供はBilingual schoolに行ってますが、うちでは夫の国の言葉も使っているので、英語も含めてすでに三ヶ国語を使用中で、夫は「4つ目の言語なんていらない・・」とブツブツ言ってます。
お嬢さん、ウェールズ語で暗唱するんですよね。すごい!入賞するといいですね。
Commented by eithbed at 2008-02-25 18:38
ばこさんのお子さんたちもウェールズ語で習っているんのですね。たいへんですよね。4ヶ国語も話されるなんてすごいです。わたしは2年前からウェールズ語を学んでいますが、いまだに挨拶でさえできないから恥ずかしいです。
by eithbed | 2008-02-22 18:41 | 自然な暮らし | Comments(2)

妖精の国ケルト文化が今でも残る南西ウェールズ。大自然に囲まれての環境にやさしく、目覚めの意識を探索の毎日です


by Amakamu(あまかむ)
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