2009年 06月 14日
ジャガイモの悲劇
今年は、たくさんのジャガイモを植えました。ところがです。先週、こんな斑点をジャガイモの葉に見つけました。「無視していれば消えるかな?」なんて考えていましたが、ひどくなるばかりです。これでは、ジャガイモの葉を切り落とすしかありません。早い種類のジャガイモは、そろそろ食べられますが、7月、8月、9月に掘り起こす種類のジャガイモは、まだまだ小さいものです。
この斑点ですが、英語ではポテトブライトと呼ばれ、ジャガイモの病気です。湿った空気が好きで、地面や古いジャガイモに残った胞子が霧の天気など日に広く広がって行きます。普段は早くても7月初旬くらいなのですが、今年は驚くほど早く起こってしまいました。ジャガイモの半数近くがこの病気にかかり、昨日は娘の手伝いを得て茎を切り落としました。地面の近くに大きくなっているジャガイモも取り出しました。
この病気、100年以上前にアイルランド人のアメリカへの大移民の原因になったジャガイモの病気です。ほおっておくと、地面の中まで病気が入り込み、ジャガイモを腐らせてしまいます。
一部のジャガイモはこんなきれいな花をつけたばかりです。農業は毎年期待しないことが起こり、悲しいばかりです。今年はナメクジが少ないので、ジャガイモも食べられないとうれしく思っていただけ残念です。
by eithbed
| 2009-06-14 18:48
| 自然な暮らし
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